記念品の益子焼レリーフについて
パイオニアランジャパンに長年参加されている方はご存知かもしれませんが、参加していただいた方には「益子焼」で作られたレリーフを進呈しています。
これは、益子町在住の陶芸家 横尾 聡(よこお さとし)さんの作品です。レリーフの作成は10回以上を数えており、パイオニアランジャパンの名物となっています。
横尾さんも、古いBSA、モンテッサなどを所有され、バイクをこよなく愛する「エンスージアスト」の一面をお持ちです。
エンジンのレリーフからは、実際にバイクを愛されている方にしか捉えることができない、「エンジンの特徴となる部分」をしっかりと意図して作られた造形になっていることが分かります。
デフォルメされているものの、これは72のエンジンだ。これはCR110だ、と人目でわかるのです。実際に手にとってみると、焼き固められた土の肌触りや温度が、エンジンに似ているような印象を受けるのが不思議です。「あたたかみ」があふれる作品だと感じます。
バイクの造形を知り尽くし、バイク乗りの琴線に触れる造形に仕上げ、土や火を知り尽くしたうえで焼き上げる。まさにこれは、横尾さんにしか作ることができない、世界に類を見ない陶器だと言えるのではないでしょうか。
今年の第32回についても、レリーフを鋭意作成中とのことです。
会場に参加していただいた方には、記念品として配布できるはずです。
ぜひ楽しみにしてください。
横尾さんが理事長をされている、益子陶芸家&芸術協会(MCAA)のHP>http://mcaa-web.net
facebookページ>https://www.