キー・ホルダーとキーカバーが完成しました
パイオニアランジャパン2016の会場で販売する、本革のキーホルダーとキーカバーが完成しました。
本記事で紹介させていただきます。
●キーホルダーについて
タブ型と呼ばれるキーホルダーです。
“PRJ 2016” の刻印を表面に打っています。裏面には、日本の職人さんへの敬意をこめて、MADE IN JAPANの刻印を打たせてもらいました。
サイズは7.5×4cmで、手のひらにすっぽりと収まる扱いやすいサイズです。
素材について

https://www.leathercraft.jp/ct_b.jsp?id=203
革は「ヌメ革」を使っています。
高級カバンやレザーシートなどに使われ、厚く硬さがあり、最も革らしい雰囲気を楽しめます。
このキーホルダーは、栃木県栃木市の革ブランド「栃木レザー」の品を使っています。ファッション雑誌などでも取り上げられている、日本でも軍を抜いて有名な革メーカーさんです(ホームページはこちら)。
その中でも、通常使われるAランク品から、更に品質を厳選したAAランク品を使いました。
つくりについて
1.5mmに丁寧に漉かれたレザーを用意しました。熟練の機械操作と感覚で、丁寧に厚みを調整されています。
裁断した革を2枚張り合わせ、熟練の職人さんの手でミシン縫い。
さらに、革の断ち切り面・縫い合わせ面を滑らかにする「コバ仕上げ」を、一個一個丁寧に施してもらいました。
これは1個1個、人間の手でしかできない作業です。革の裁断面を滑らかなにつぶして平滑にする技術。まさに職人技です。
また、折り返し留めのハトメと、キーリングには「真鍮」を使っています。
この種のキー・ホルダーでは、コストの観点から、鉄に真鍮メッキをしたものもよく見かけます、ですが、パイオニアランジャパンでは真鍮材にこだわりました。
使っているうちに浅い傷がついたり、日光や皮脂などで表情を変えていくのも、手に触れる革製品の魅力です。深い味わいを最大限に引き立てるのは、古来から愛されてきた金属である、真鍮以外ないと考えるからです。
このキーホルダーは、素材へのこだわりと、職人さんの技術の結晶です。
価格について
価格は1個1500円で販売します。
こだわりぬいた作りのキーホルダーにおいては、破格の値段だと思います。ぜひ当日、会場で手を取ってご覧になってください。
●キーカバーについて
昨今知名度を上げてきたキーカバーです。
鍵を覆うようにして使う、革製のカバーになります。
キーカバーを使う理由
キーカバーには、装飾の意図だけでなく多くのメリットがあります。
カバーを付けることで、
- 鍵が見つけやすくなる
- 滑りにくくなって落としにくい
- 厚みが出て鍵を回しやすい
- 革の暖かい肌さわりを楽しめる
- 電気を通さないので、静電気を抑制できる
- 鍵番号が隠されるので、盗難防止になる
これらのたくさんの美点が有るのです。
私もキーカバーを使い始めて、カバーのとりこになりました。
素材について
キーカバーも、キーホルダーと同じく「栃木レザー」のヌメ革:AAランク品を使っています。
カバーは安価なので、低品質な端切れ材を使う事が多いのですが、パイオニアランジャパンは、よいものを手にとっていただきたいという真摯な思いから、妥協せずこだわりました。
革の厚みは2mmです。通常1㎜~1.5mmを使われることが多いですが、しっかりした革の質感を保つため、あえて2mmを使いました。
日焼けや手の脂などが付いていくことで、革はどんどん表情を変えていきます。年季が入るほど味わいを増し、革を持つ喜びを楽しんでいただけます。
厚みがある分曲げにくいのですが、
裏面に「ごく少量の水」を塗ってあげることで
このようにぴったりと曲げることができます。(ウォーターフォーミングと呼ばれる技術です)
価格は、黒とナチュラル2個セットで800円です。
またセットには、真鍮のリングが2つ付属します。革の質感との相乗効果を狙うには、リングは真鍮以外ありえません。
価格について
キーカバーは、カバー単体でも1個500円以上のプライスタグを掲げているお店が多いようです。
革に金属にこだわった仕様のキーカバーですが、皆さんにぜひ使っていただきたいという思いを込めて、
この価格でご提供します。
●グッズ販売の収益金について
収益は、今後のパイオニアランの継続開催のために使います。
具体的には、会場や設備を借りる際の資金、ならびにパンフレットや設営に使用する消耗品など、運営に必要な資金として使わせていただきます。
このような趣旨で今回のグッズ販売をしています。
ご理解くださいましたら、うれしく思います。
それでは、当日会場で手にとっていただけることを、楽しみにしています。
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